図書館が、毎年市内の幼稚園・保育園(所)を対象に行っている2つの事業をご紹介します。
どちらの事業も、子どもたちにおはなしの楽しさを味わってもらうことで、図書館の利用や読書の普及につなげられたら、という願いのもと、30年以上実施してきました。(旧八郷町の地区は、合併後に開始。)
現在、おはなしグループむかしむかし・フレンズやさと・おはなしグループなかよしの3つのおはなしグループの協力のもと実施しています。
巡回(じゅんかい)おはなし会
図書館職員とおはなしグループで、市内の幼稚園・保育園(所)に出向き、おはなし会を行っています。
毎年、市内ほぼすべての園(20園以上)にご参加いただいています。
1か月半かけて、1日1~2園ずつ市内の園を回ります。
プーさんも一緒におはなしを聞きます パネルシアターを使ったおはなし
絵本や紙芝居の読み聞かせや、お話を聞いて想像してもらう素話(すばなし)、手遊び、パネルシアターなどを行います。
子どもたちは、真剣に聞き入ったり、驚いたり、楽しく笑ったりして参加しています。
楽しかったかな?図書館のおはなし会も来てね! 次はなにが出てくるかな?
本となかよしになろう
図書館に市内の園児(年長児)に来てもらい、おはなし会のあと、本の貸し出しをし、図書館の利用について学びます。
市内の幼稚園・保育園(所)のうち、希望園が参加します。
大きな絵本の読み聞かせ ペープサートをつかったおはなし
図書館のおはなし会の部屋で、図書館職員が紙芝居で「図書館ってこんなところだよ」と紹介します。
その後、お待ちかねのおはなし会です。
読み聞かせ、ペープサート、パネルシアターなど盛りだくさんです。
そして最後に、自分の好きな本を選び、借りていきます。
「おうちの人とまた来てね!」と声をかけると、「うん!絶対にくるよ!」と園児たちは笑顔で答えてくれます。
素話(すばなし)でみんなの想像がふくらみます どの本を借りていこうかな?お気に入りの本をみつけよう!
このような事業を通して、石岡市に住む一人でも多くの子供におはなしの楽しさ、本を読む楽しさを味わってもらえたら幸いです。